退去後のハウスクリーニングは、1LDKでも3人がかりで、朝9時から15〜16時ごろまでかかります。汚れがひどい部屋だと、18〜19時までかかることもあります。
私が清掃業の現場で特に時間を取られるのは、キッチン・お風呂・窓回りの3か所です。
この記事では、退去後の部屋を掃除する側から見て、住んでいる間に気をつけてほしいことと、退去前に確認しておいてほしいことをまとめます。
汚れ防止のテープやシールが、掃除を大変にすることがある
換気口に貼るシール式のフィルターや、網戸の隙間をふさぐガムテープなど、粘着式のもので汚れを防いでいる部屋があります。
年数がたつと、シールやテープは劣化します。劣化すると、次のような状態になります。
- ベタベタした粘着が残る
- 固まって、削らないと取れなくなる
固まったものは、サッシ用のヘラやスクレーパーなどで削って取ります。削るときに傷がつくこともあります。普段なら2〜3分で終わる場所が、ひどいと10〜15分かかることがあります。
汚れがひどい3か所
現場で特に時間がかかるのは、次の3か所です。
- キッチン:油汚れ、ベタベタした汚れ
- お風呂などの水回り:水垢やカビ
- 窓回り:サッシの溝にたまったほこりやゴミ
退去前に、棚の奥まで確認してほしい
退去後の部屋には、残置物(住んでいた人が置いていったもの)が残っていることがあります。場所によって違いますが、よく見つかるのは次のようなものです。
- 洗面台:くし、歯ブラシ
- キッチン:調味料
残置物は、私たちがゴミとして回収しなければならなくなるため、処分に手間がかかります。退去前に、棚の高いところの奥と、低いところの奥までしっかり確認してもらえると助かります。
逆に、やらなくていい掃除は特にありません。どこを掃除してもらっても助かります。
自分で掃除するときの洗剤
- 現場で使う業務用の洗剤の代わりに、マジックリンなどの家庭用洗剤はある程度使えると思います。ただし、畳や木の部分に使うと変色すると思うので注意してください。
- 窓ガラスは、キュキュットなどの食器用洗剤を水で薄めて使えば大丈夫です。拭き取りはスクイージー(水切りワイパー)を使ったほうが、きれいに仕上がると思います。
まとめ
- 退去後のハウスクリーニングは、1LDK・3人で9時〜15〜16時ごろ。汚れがひどいと18〜19時まで延びる
- 汚れがひどいのは、キッチン(油)・水回り(水垢・カビ)・窓回り(サッシの溝のほこり)
- 汚れ防止のテープやシールは、年数がたつと劣化して取りにくくなる
- 退去前は、棚の高いところと低いところの奥まで、残置物がないか確認する。やらなくていい掃除は特にない
- 家庭用洗剤は畳・木部で変色の恐れあり。窓ガラスは薄めた食器用洗剤とスクイージー
キッチンのレンジフードを自分で掃除する場合は、レンジフードのフィルター掃除のやり方を、業者に頼むか迷っている場合は、ハウスクリーニング業者の選び方も参考にしてください。

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